おはようございます。
広島ハウスクリーニングのおもとです
今朝は早く出ないといけないので、書きこむつもりはなかったのですが、ニュースを見てちょっと気になることがあったので・・・・
2006年度の高齢者虐待の数字が発表されました。
年間1万2575件、その6割は認知症だとか。
高齢者虐待関連ニュースリンク
今テレビを再びつけたら丁度その話題をしていて、一般のコメンテーター達がいろいろと喋っています。
お年寄りがかわいそうだとか、子供のしつけが間違っていて回り回って自分に返ってくるのだとか。
一概に虐待と言ってもいろいろなケースがあると思います。
明らかに上のような場合もあるでしょう。
虐待というと皆さんふつうは殴る蹴る等の様子を思い浮かばれると思いますが、この虐待の中には記事的には「心理的虐待」と書いてありますが、「言葉による虐待」も含まれています。
排泄を失敗した時にそれを責めるということも範疇に入っています。
たしかに優しく言えばいいのでしょう。
福祉関係の講演等をしている有名な方々においてさえ、
「人にはいろいろと言っても、なかなか自分のこととなると理想通りにはいかない。
出がけや疲れて帰った時に認知症の親から、いろんなことを言われると、つい、つっけんどんな返事になってしまう。」
また、結構すぐれもののヘルパーも
「仕事だから、こうして対応できているが、我が親になるとやはり冷静に対応できないなぁ」
息子や娘も「あの立派だったお父さんがこんなことを・・・」
というショックから、その状況を受け入れられなくて言葉が強くなることもあります。
まさに、いろいろなケースがあるのです。
かくいう我が家も、母と同居を始めたころ、夫が対応しきれなくてきつい言葉を浴びせていました。
認知症は病気なんだからと、その症状や対応等々文章を使ってよく説明しました。
男性には「女の言葉」より、プリントされた文字の方を信用するという、やっかいな性癖があるようです。
一般的にも、言葉の暴力を浴びせた後で、自分がそのことに対して落ち込んでしまう。ということも多々あるのです。
そして、優しくできない自分を責めてしまう。
毎日の介護となると親であるがゆえに、教科書通りにはいかないことも多いのです。
もちろん伏線にそれまでの家族状況や様々な事情があります。
上記ニュースによると対応策として、
介護施設や病院への入所・入院、自治体の緊急一時保護などで家族と分離したケースは36%。家族の負担を減らすために新たな介護サービス利用などで対応したケースも約3割あったが、4割近くは「助言・指導」や「見守り」しかしていなかった。
たしかに、施設等の対応等も必要だと思います。
でも、表面だけを見ていてはいけないのではないかと、私は思うのです。
在宅介護を推し進めている以上、そのケアも必要ではないのか。
介護をする側のメンタルケアこそが大事ではないかと思います。
「家で介護しなさい。はいどうぞ」
それでいいのでしょうか?
身体のこと、認知症のこと、それらの知識のない人たちはきっと戸惑うことでしょう。
もっともっと、介護する人たちのケアが必要です。
そして、建前でなく愚痴を言える場所も必要だと思います。
一生懸命介護している人ほど、いい嫁を通すために、中に押し込めているものもあるはずです。
介護する方たちが鬱になることは多いのです。
批評するのは簡単です。
でも、「ではどうすればいいのか」
その根本をもっと見つめていく必要があるのではないかと思います。
もちろん、ちゃんと対応されているケースもたくさんあると思いますが、そうでない場合もあるということをお伝えしたかったのです。
100人いれば100件のケースがあります。
もっともっと、奥を見てほしい。
いまだに「お上の世話にはならん」と言われている方達もたくさんいるのです。
いろいろな方々がいます。
でも、どれにも共通するのは「こころ」。
皆それぞれの立場の置く深く隠れた「こころ」を見てあげて欲しいと思います。
今日は、全く掃除からか離れてしまいましたが、お問い合わせは今日も大歓迎ですよ~
0120-38-4649 お問い合わせのページへ(←クリックしてください)
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広島ハウスクリーニングのおもとです

今朝は早く出ないといけないので、書きこむつもりはなかったのですが、ニュースを見てちょっと気になることがあったので・・・・
2006年度の高齢者虐待の数字が発表されました。
年間1万2575件、その6割は認知症だとか。
高齢者虐待関連ニュースリンク
今テレビを再びつけたら丁度その話題をしていて、一般のコメンテーター達がいろいろと喋っています。
お年寄りがかわいそうだとか、子供のしつけが間違っていて回り回って自分に返ってくるのだとか。
一概に虐待と言ってもいろいろなケースがあると思います。
明らかに上のような場合もあるでしょう。
虐待というと皆さんふつうは殴る蹴る等の様子を思い浮かばれると思いますが、この虐待の中には記事的には「心理的虐待」と書いてありますが、「言葉による虐待」も含まれています。
排泄を失敗した時にそれを責めるということも範疇に入っています。
たしかに優しく言えばいいのでしょう。
福祉関係の講演等をしている有名な方々においてさえ、
「人にはいろいろと言っても、なかなか自分のこととなると理想通りにはいかない。
出がけや疲れて帰った時に認知症の親から、いろんなことを言われると、つい、つっけんどんな返事になってしまう。」
また、結構すぐれもののヘルパーも
「仕事だから、こうして対応できているが、我が親になるとやはり冷静に対応できないなぁ」
息子や娘も「あの立派だったお父さんがこんなことを・・・」
というショックから、その状況を受け入れられなくて言葉が強くなることもあります。
まさに、いろいろなケースがあるのです。
かくいう我が家も、母と同居を始めたころ、夫が対応しきれなくてきつい言葉を浴びせていました。
認知症は病気なんだからと、その症状や対応等々文章を使ってよく説明しました。
男性には「女の言葉」より、プリントされた文字の方を信用するという、やっかいな性癖があるようです。
一般的にも、言葉の暴力を浴びせた後で、自分がそのことに対して落ち込んでしまう。ということも多々あるのです。
そして、優しくできない自分を責めてしまう。
毎日の介護となると親であるがゆえに、教科書通りにはいかないことも多いのです。
もちろん伏線にそれまでの家族状況や様々な事情があります。
上記ニュースによると対応策として、
介護施設や病院への入所・入院、自治体の緊急一時保護などで家族と分離したケースは36%。家族の負担を減らすために新たな介護サービス利用などで対応したケースも約3割あったが、4割近くは「助言・指導」や「見守り」しかしていなかった。
たしかに、施設等の対応等も必要だと思います。
でも、表面だけを見ていてはいけないのではないかと、私は思うのです。
在宅介護を推し進めている以上、そのケアも必要ではないのか。
介護をする側のメンタルケアこそが大事ではないかと思います。
「家で介護しなさい。はいどうぞ」
それでいいのでしょうか?
身体のこと、認知症のこと、それらの知識のない人たちはきっと戸惑うことでしょう。
もっともっと、介護する人たちのケアが必要です。
そして、建前でなく愚痴を言える場所も必要だと思います。
一生懸命介護している人ほど、いい嫁を通すために、中に押し込めているものもあるはずです。
介護する方たちが鬱になることは多いのです。
批評するのは簡単です。
でも、「ではどうすればいいのか」
その根本をもっと見つめていく必要があるのではないかと思います。
もちろん、ちゃんと対応されているケースもたくさんあると思いますが、そうでない場合もあるということをお伝えしたかったのです。
100人いれば100件のケースがあります。
もっともっと、奥を見てほしい。
いまだに「お上の世話にはならん」と言われている方達もたくさんいるのです。
いろいろな方々がいます。
でも、どれにも共通するのは「こころ」。
皆それぞれの立場の置く深く隠れた「こころ」を見てあげて欲しいと思います。
今日は、全く掃除からか離れてしまいましたが、お問い合わせは今日も大歓迎ですよ~


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この記事へのコメント
あっ!同じ思いです。
私も今日のニュース
から高齢者虐待書きました。
でも、おもっちゃんさんほど立派なものではありませんが、
日頃思っていることだったので…
みんなが思っていることをこうして書き込んでいくと
いつかきっと良い方向
も見つかると思います。
今は、親世代の問題でも…
すぐ私たち
のことになります。
しっかりと受け止めていきましょうね!
お掃除教室などイベントもやってみましょう!
人同士がコミュニケーションをとることが必要です!

私も今日のニュース

でも、おもっちゃんさんほど立派なものではありませんが、
日頃思っていることだったので…
みんなが思っていることをこうして書き込んでいくと
いつかきっと良い方向

今は、親世代の問題でも…
すぐ私たち


しっかりと受け止めていきましょうね!
お掃除教室などイベントもやってみましょう!
人同士がコミュニケーションをとることが必要です!
reikoママさん、ありがとうございます。
そして、いつも拍手コメントをくださる林さんもありがとうございます。
直接メールをくださったKさん、ありがとうございます。
その人の言葉や行動などの出ている部分だけでなく、もっと深くその人自身を見てあげないといけないと常々思っています。
ところで、お掃除教室、企業からですが申し込みがありました。
いろいろな方がいて、いろいろな方と交わる。
日々が学びですね。
と、言いつつも四六時中肩肘張って生活はできないのですが、命尽きる時まで人様から学ぶことはたくさんあると思います。
reikoママさん、またお声かけてくださいね
そして、いつも拍手コメントをくださる林さんもありがとうございます。
直接メールをくださったKさん、ありがとうございます。
その人の言葉や行動などの出ている部分だけでなく、もっと深くその人自身を見てあげないといけないと常々思っています。
ところで、お掃除教室、企業からですが申し込みがありました。
いろいろな方がいて、いろいろな方と交わる。
日々が学びですね。
と、言いつつも四六時中肩肘張って生活はできないのですが、命尽きる時まで人様から学ぶことはたくさんあると思います。
reikoママさん、またお声かけてくださいね
高齢者色付きの文字について、よく知ることができました。
ありがとうございました


2008/11/27(木) 13:54 | URL | ♪ #-[ 編集]
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Elder abuse)とは、家庭内や施設内での高齢者に対する虐待行為である。虐待の分類この行為では、高齢者の基本的人権を侵害・蹂躙し、心や身体に深い傷を負わせるようなもので、次のような種類がある。身体的虐待: 殴る、蹴る、つねるなどで、裂傷や打撲など
2007/10/28(日) 10:41:18 | 高齢者・福祉ETC